依頼案件をこなすことだけが目的になっていませんか?
「あなたの仕事は、誰のどんな悩みを解決していますか?」
私は、この問いを何度も自分に投げかけるようにしています。
日々の制作や案件に追われていると、どうしても目の前の「作業」を終わらせることに意識が集中してしまいます。
いかに早く終わらせるか、いかに効率よく納品するか。
気づけば“作業をこなすこと”が目的になってしまう。
そして納品が終わった瞬間、手元には何も残らない。
次の仕事も見えていない——そんな状態に陥ることもあります。
実はこれ、過去の私が何度も経験してきたことです。
営業職だった頃、売上を大きく伸ばした月がありました。
その時はまるで「王者」のように扱われ、周囲からも評価されました。
でもその裏側では、対応すべき案件が増えすぎて、見込み客のフォローが全くできていなかったのです。
結果、翌月。
新しい案件はゼロ。
あの時の、あの急降下するような感覚は今でも忘れられません。
本来やるべきだったことはシンプルでした。
忙しい時こそ、誰かに頼ること。
時間を確保して、次のお客様との関係づくりを止めないこと。
でも当時の私は、それに気づけませんでした。
マーケティングの知識もなく、
「忙しい」と言いながら、未来の準備を何一つしていなかったのです。
今振り返ると、あの頃の自分に伝えたいことがあります。
「目の前の仕事だけに追われないで」
「あなたの仕事の本質を、忘れないで」
誰の、どんな悩みを解決する仕事なのか。
その軸がはっきりしていれば、
スケジュールの組み方も、
お金の管理も、
新しいサービスの考え方も、
すべてが自然とつながっていきます。
今日は「春分の日」。
昼と夜の長さが同じになる、バランスの節目の日です。
だからこそ、立ち止まって考えてみたい。
「いまの自分は、バランスが取れているだろうか?」
目の前の作業と、未来のための種まき。
忙しさと、思考する時間。
提供する価値と、自分自身の軸。
どちらかに偏っていないかを見つめ直し、
ここからまた整えていく。
今日という節目を、
ただ過ぎていく一日にするのではなく、
自分の仕事の本質に立ち返るスタートにしていきましょう。
あなたの仕事は、誰のどんな悩みを解決していますか?
その答えが、これからの流れをつくっていきます。

