思い込みを疑う!

一人で事業をされている方とお仕事をさせていただく中で、最近改めて感じていることがあります。

それは、

「思い込みは、お客様の可能性も、自分自身の可能性も狭めてしまう。」

ということです。

今日は、私自身が反省している経験をお話ししたいと思います。

私も、お客様を思い込みで見ていたことがありました

今だから言えることですが、以前の私は、これから事業を始める方や、副業で活動されている方に対して、心のどこかでこんなふうに思ってしまっていました。

「お小遣い程度に副業をされているのかな。」

「まだ趣味の延長で、本格的な事業ではないのかな。」

「将来の夢を描いている段階で、本格的に動き出すのはまだ先なのかな。」

もちろん、その言葉をお客様に伝えたことはありません。

しかし、心の中でそう決めつけていたことは事実です。

お話を聞くたびに、その思い込みは崩れていきました

じっくりお話を伺うと、私の想像とはまったく違う現実がありました。

本業を終えてから夜遅くまで準備を続けている方。

子育てが一段落し、「今こそ自分の人生を歩みたい」と覚悟を決めた方。

何年も学び続け、自分の技術や経験を誰かの役に立てたいと努力されている方。

表面からは見えないところで、皆さん本気で事業と向き合っていました。

その姿に触れるたびに、私は自分がどれだけ狭い視点で相手を見ていたのかを思い知らされました。

思い込みは、大切なチャンスを逃してしまいます

今振り返ると、とても申し訳ない気持ちになります。

もし最初から「この方は本気なんだ」という前提で向き合えていたら、

もっと早くご提案できたこと。

もっと深くサポートできたこと。

もっと力になれたこと。

そんな機会がたくさんあったのではないかと思うのです。

「あの時、どうして自分の思い込みを前提に、お客様を見ていたのだろう。」

そう考えるたびに、反省する気持ちでいっぱいになります。

だから私は、まず「聞く」ことを大切にしています

この経験があってから、私の仕事の進め方は大きく変わりました。

デザインを始める前に、まずはお話を聞くこと。

どんな想いでこの仕事を始めたのか。

どんな未来を目指しているのか。

これまでどんな経験を積み重ねてきたのか。

その背景を知らずにデザインをしても、本当にその人らしいホームページやチラシにはならないと思っています。

だからこそ、私はヒアリングの時間をとても大切にしています。

一人ひとりに、それぞれの物語があります

一人で事業をされている方には、それぞれ歩んできた道があります。

SNSだけでは伝わらない想い。

ホームページには書ききれない努力。

誰にも見えないところで積み重ねてきた時間。

そのすべてが、その方の事業の価値です。

だから私は、肩書きや活動年数、副業か本業かという表面的な情報だけで判断しないよう、いつも自分に言い聞かせています。

「思い込みを疑う。」

この言葉は、今の私が仕事をする上で最も大切にしていることです。

人は誰でも、知らないうちに思い込みを持ってしまいます。

だからこそ、一度立ち止まり、「本当にそうだろうか?」と自分に問いかけることが大切なのだと思います。

一人で事業を頑張っている皆さんには、それぞれの想いや覚悟があります。

私はそれを決めつけることなく、まずはしっかりとお話を伺い、その方らしい魅力を一緒に形にしていきたいと思っています。

その人の本当の価値は、表面的な情報だけでは決してわかりません。

だから私は、これからも「思い込みを疑い、まずは耳を傾けること」を大切に、一人ひとりと向き合っていきます。